どうやって生きればいいかわからない時
私たちはついできないことばかりを探してしまいがちです。
物事について欠点ばかり、ないものばかりを見つけてしまいがちです
でもそれを嘆いてても何も変わらないということも知っています
世界は変わりませんが、
すでに私たちが持っている良い部分に
目を向けることができれば
私たちが180度、見つめるべき視点を変えることができれば、
「どうやって生きたらいいのか」という質問の答えが、もう必要なくなります
あらゆる悩みや苦悩が存在していてますが、
その悩みは繰り返しやってくるものですよね。一つ何かを解決しても、また別の問題が見つかります。
それに私もなんだか途方もなく感じて、絶望したこともあります。
だんだんと悩みが繰り返し繰り返し生まれるものなんだ、ということを理解していくと、
それはもはや、私を悩ませるものではなくなっていき、
自分の悩みがなくなっていきました。
辛いことや、悲しいこと、大変なことは誰の元にも必ず起こってきます
解決してもまた別のものはやってきます。気をつけることはできても
何かが起こることを予知して防ぐことはできません。未来は誰にもわかりません。
人生の目的はそれを解決することではないはずです。
人生に必要なのは悩みを解決することや何かを達成することだけじゃない
その繰り返す波のような日々の中で、どれだけ自分が、自分という人間として最も尊い意識の状態を選択して行けるか、にあります
尊い意識、というのは何かに優れているかどうか、ということではなく、人が人として持てる最も純粋な意識ーそれは愛ですが、具体的には思いやりや、愛情や優しさ、赦す気持ちなどです。
周りにいる人に愛情を注いだり、
大事な物を大事にすること
慈悲を持つこと
それは意外と簡単なようで、難しくもあります
家族でケンカをしたり、仕事で嫌なことがあったり、
通りすがりの人にひどい態度を取られることだってあります
相手を変えることはできないし、世界を変えることもできませんが
その度に、選択をする努力や、心のせめぎ合いに勝利すること
大切なのはそれだけ、です。
私たちはみんなそれを体験しにきているのです
テーマや筋書きも決めてきています。
その地道なせめぎ合いと繰り返しの中に
何度失敗しても、一緒に挑戦し続けていきましょう
その結果が、いかに生きるかという答えに自ずと繋がっていきます。