「奇跡のコース」という本に
「私は、目にしている世界の犠牲者ではない」
と認識するというレッスンがあります
この幻想の世界の犠牲者ではなく、幻想を幻想として認識し、
もっと大きな意図を知ることで、幻想をゆるし、消すことができる
と書いてあります。
いつも他人に利用されてしまったり、
搾取されたり、被害に遭ってしまう・・・
そういう方はたくさんいらっしゃいます。
ですがそれを意識の中で「自ら許可してしまっている」ことに気がつくと、
被害者と加害者という関係性から抜け出すことができます。
もっと大きな意味では、
人間関係に限らず、
人生全般の被害者意識から抜け出すことが
苦しみを終わらせるために必要です。
被害者意識が強い人は
人生がとても息苦しく、絶えず自分や誰かを責めています。
そして自分の苦しみを正当化しようと、自ら被害者になり、自分自身の現実を変えることよりも
できない理由や、うまくいかない理由を探し始めます。
そして多くのこの「被害者意識」を持った人たちがたくさん集まると、
とっても重たいエネルギーになり、やがてそれは攻撃に変わっていきます。
それは苦しみそのものです。
被害者意識から抜け出し
人生を創造していくには
エゴや恐怖、不安から抜け出すことです
幻想の世界とは、被害者意識そのもので、
私たちは「私は、目にしている世界の犠牲者ではない」
この宣言を自分の内面に浸透させることで
本当は被害者ではなく、無条件の存在だと認識していけます。